「ザイザル」はアレルギーの原因を直接おさえる、注目の花粉症薬です

ザイザルってどんな薬?

ザイザル

ザイザル(一般名:レボセチリジン塩酸塩)は、ヒスタミンH1受容体拮抗薬と呼ばれる抗ヒスタミン薬です。

ヒスタミンH1受容体拮抗薬
アレルギーの原因であるヒスタミン受容体をブロックし、その働きをおさえることで、アレルギー性鼻炎や、蕁麻疹などのアレルギー性皮膚疾患の症状を緩和します。

ザイザルは、ジルテック(一般名:セチリジン塩酸塩)という抗ヒスタミン薬をもとに、ベルギーUCB社で開発されました。
初期に開発された抗ヒスタミン薬は、「眠気」や「倦怠感」などの副作用が強く出てしまうという問題がありました。 その問題を回避するために開発されたのがザイザルです。

高い効果でも副作用が少ない

ザイザルは花粉症治療薬の中でも効能が高く、副作用も少ないお薬として知られています。
効果が強い分、どうしても逃れられない副作用もありますが、効果とリスクを天秤にかけた際にバランスが良いアレルギー薬であるため、多くの人が服用しています。

従来のお薬のいいとこどりをした「第二世代」の抗ヒスタミン薬

R体とS体

ジルテックには「R体」と「S体」と呼ばれる物質が含まれています。
このふたつには、組成は同じだけれど構造が違っていて、これを「鏡像異性体(キラル化合物)」と言います。
似ているけど、作用が若干違う物質が混ざり合って構成されているんですね。
そしてこの「R体」には、作用が長く持続したり、副作用が起こりにくい特性があったんです。
ザイザルは、ジルテックから「R体」だけを取り出して作ったお薬だから、「効能が高く、副作用も少ない」んです。
このように従来の問題点を解消して作られた新しいお薬を、「第二世代」の抗ヒスタミン薬と呼びます。

ザイザル
3.3 1箱 20錠
ザイザル

ザイザルは「花粉症」「アトピー性皮膚炎」「蕁麻疹」「気管支喘息」にお悩みの人にオススメのお薬です。

内容量…1箱に20錠
有効成分…レボセチリジン塩酸塩
分類…抗ヒスタミン薬(第二世代)
製薬会社…チエシ

ザイザルの作用機序

ザイザルの作用機序

花粉やホコリなど、アレルギーのもととなる物質が体内に入ったとき、その物質を排除する為に「ヒスタミン」という物質が放出されます。
 「ヒスタミン」には、さまざまな命令がプログラムされていて、「ヒスタミン受容体」という受け皿に結合するとこでその命令が実行されます。
 花粉症では、目や鼻にある「ヒスタミン受容体」に対して、
 「涙を出して異物を流し出す
 「鼻水やくしゃみで異物を追い出す
 などの命令が書かれた「ヒスタミン」が放出されるわけです。

「ヒスタミン受容体」をブロックしてアレルギーを和らげる

しかし、この「ヒスタミン」が過剰に放出されてしまうと、命令を実行し過ぎて、涙や鼻水が止まらなくなってしまいます。
これが、アレルギー反応です。
抗ヒスタミン薬は、「ヒスタミン受容体」をブロックして命令の実行を防ぐ役割を持ったお薬です。
涙や鼻水、くしゃみを出させる指令を伝わらなくすることで、アレルギー症状を和らげる仕組みです。

ザイザルの副作用って?

ザイザル副作用

ザイザルの主な副作用は、眠気や頭痛、疲労や口の渇きなどです。
特に眠気については、脳内のヒスタミンを抑制する必要があるため、どうしても避けられない副作用です。
せっかく鼻水やくしゃみなどの諸症状を抑えることができても、強烈な睡魔に襲われると、仕事や学習に悪影響を及ぼしてしまいますよね。
しかし、副作用として眠気を覚えることは確かにあるのですが、第一世代の薬に比べてその点が大きく改善され、飲みやすくなっているのも確かなんです。

ザイザルはどんな効果?

ザイザル効果

ザイザルは、副作用が少なく効果も高いという、進化形の抗ヒスタミン薬として注目を集めています。
このザイザルはI型アレルギーに分類される疾患に効果を発揮します。

代表的なI型アレルギーの疾患
気管支喘息・アレルギー性鼻炎(花粉症)・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎

同様の効果が得られる花粉症薬として「ジルテック錠」と比較されることがありますが、ザイザルは「ジルテック錠」を改良して作られたお薬です。
「ジルテック錠」と比べて効果の持続時間が長く、副作用が少ないなど、より身体に優しいお薬になっています。

ザイザルの飲み方は?

ザイザル飲み方

ザイザルは、錠剤(レボセチリジン塩酸塩錠)とシロップ(レボセチリジン塩酸塩)の2種類があり、大人は錠剤のものを、小児はシロップ状のものを服用するのが一般的です。
錠剤は就寝前に1日1回服用します。
シロップは、年齢によって服用量が変わってきます。
通常、生後6ケ月以上、1歳未満で1回1.25mgを1日一回、1歳以上7歳未満では1回1.25mgを1日2回、それぞれ朝食後か就寝前に服用します。

ザイザルの価格は?

ザイザル価格

このザイザルは日本では2011年に承認を受けた、比較的新しい薬です。
市販薬ではないので、病院で処方箋を発行してもらったうえで、調剤薬局でしか購入ができません。
いちいち病院に行って、検査や診察をしてもらわなければ入手できないというのは、正直めんどうですよね?

購入は通販がオススメ

実はこのザイザル、海外で販売されているものであれば、インターネットを介して購入が可能なんです。
20錠入りのものが、概ね3,000円前後ぐらい。一錠あたり150円前後で入手できます。
処方薬の場合は、一錠あたりの105~6円程度になっています。
病院で処方してもらう方が安いのですが、現在は診察なしに処方箋を発行してもらうことが難しいため、通院の手間や診察の費用を考えると、通販で購入した方が安く済みます。